History of Hawaii

 

 

 

 

 

2009.7月 運命の出会い

 

 

 

 

 

きっかけは私が働くお店に、そのお方がお客様として来店されたことでした。

 

当時の私は、疲労困憊。

半ば自暴自棄になっていましたが、闘病する父との最後の時間を懸命に生きていました。

 

そんな時に、私のすべてを見抜いてお声をかけてくださいました。

 

雇い主に利用されている事。

自分の力を活かせてない事。

そして「ハワイにいらしてください」と…。

 

その方は私にセージとホームページのアドレスが書かれたメモを残してお帰りに。

 

当時の私はまさに八方塞がり。

「藁にもすがりたい」その藁すら自分にはない。

しかし、そのセージとメモが私にとっての藁となりました。

 

疑ったりしなかったのか?不安はなかったのか?

 

聞かれることがありますが。

当時のわたしにとって「藁にもすがりたい」想いの時に、突如あらわれた

唯一の「藁」だったんです。

 

それが偽りだとかまぼろしだとか、関係なかったんです。

そんな余裕もないほどに、私は無我夢中で「藁」にすがりつきました。

 

それがハワイに行くこと。

 

出会いから3ヶ月後。父は他界。

それから5ヶ月後。店を辞めてハワイへ旅立ちます。

 

ハワイに行くまでに、いろんな方に助けて頂きました。

ハワイへの背中を押してくださった方。

道をあけてくださった方。

店を辞めるために、助言してくださった方。

 

ひとりの力でハワイに行けた訳ではありませんでした。

忘れてはならない。心の限り、感謝申し上げたく存じます。

 

 

 

 

 

 

2010.3月 初めてのハワイ

 

初日

 

 

 


はじめてのハワイ。しかも一人きりです。

 

まゆみ先生との再会。

シャーマン先生との初対面。

 

 

シャーマン シダーサ先生に初めてお会いしたときのことです。

ペントハウスの窓際に腰をかけながら先生は、私の方をちらっと向いて「Hello」とおだやかに一言。

そしてなにもなかったように、手元の書類に目を落としてゆかれました。

 

私は「え?え????」

 

あまりにもナチュラルで、私は面食らったようでした。

どうしたらいいかわからなかったのか・・・

もしくは、「ようこそ!良く来たね!君の話は聞いてるよ!」

なんてのがはじまりかしらと、予想していたんではないしょうか。

あさはかです。

 

まったく、予想外のナチュラルな先生を前に立ち尽くす私。

まゆみ先生が気付かれてお声をかけてくださり、我に返ります。

 

 

その時の先生のお姿や様子を思い出すと、同時にあの時ふいたハワイの風と光と、

そこに立ち尽くす自分を思い出します。

それは時間の止まったかのような瞬間でした。

 

 

シャーマン先生との、初対面は私の思い出の中でもとてもとても大切なワンシーンです。

 

 

初日に早速、奇跡も体験させていただきました。

 

先生のイメージを私に送って頂き、それを私がキャッチするということ。

そんなこと出来るの?と思う私でしたが、嘘のように全問正解。

先生の凄さを初日から体験させていただきました。

 

そしてその日の夜は、膨大な宿題に手が痛くなるほどノートにペン持ってクタクタに。

 

 

パワーマスクのあるベッドルームで寝るという指示だったのですが、

私はマスクがこわくてこわくて、緊張してなかなか眠れませんでした。

疲れてウトウトとしたときです。目を閉じてますが、意識の中でマスクから白い何かが降りてくる感じがしました。

そして私を確かめるように上でゆらゆらしてます。

 

私が何者か見に来たんだ。確かめに来たんだ。

こわいようううううう。

 

と思いながらぎゅっと目を閉じて眠りました。

 

ペントハウスは、一人なのになんだか誰かいる感じがします。

それは…まさに、いらっしゃるから。。。。なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

レインボーヒーリングスクール

 

二日目

 

 

 

 

この日はマノアという場所でのスクールでした。

風の吹く、大好きな場所でした。

 

先生のお話はとてもとても大きく、深く・・・

言葉では表現できない、とんでもなく超越したもの。

価値観がごっそり生まれ直してゆくような。

 

スクール中にも仰って頂いた

『目の前を覆っていたモヤが晴れる』という感じだったのでしょうか・・・

 

しかし余りのスピードに追いつけない事も多々。

時々ふっと集中力が切れそうになるというか、意識がとびそうになります。

いけない!ちゃんと聞かなきゃ!と思ったとたん、心地良い風がなでるように吹きました。

その風を浴びると、力がみなぎり、頭が冴え渡り、再び先生の声がクリアに

聞こえてくるのです。とても不思議でした。

 

エネルギーの話や自然の中で、ストレッチやエクササイズを教えて頂きました。

『身体がかたい』というコンプレックスの私を「やわらかい」と言って下さったのは驚きでした。

私が誰かと自分を比べ、固定概念で制限を設けていたことを教えて頂きました。

 

ひとつ印象的なシーンがあります。

深い呼吸でのエクササイズを教えて頂いているときです。

私は先生に質問をしたのを鮮明に覚えています。

 

「吐いた息はどこに行っちゃうんですか?」

 

先生は子供みたいな質問でいいね、と微笑まれたのです。

とても温かくやわらかくて、フワフワした気持ちに包まれたのが忘れられません。

 

古くなった息を吐き出すと、それらは自然がまた綺麗にしてくれるのだそうです。

私は古い息を吐いて「ありがとう、バイバイ。またいつかね。」と心の中で言いました。

 

とても心地よい美しいハワイでのスクール。

その空間の中で、幾度となく、先生は私の「したくない話」「忘れてしまいたい出来事」などを話題にされました。

私はハワイの美しい景色を前にその話をするのが、もったいなく感じ

「もうその話ではなく、これからの事をお聞きしたいのですが」と伝えました。

すると『前へ進む上で、この問題が障害になっている』ということを、教えて頂きました。

 

心地よさだけを求めて、深い部分の悲しみから隠れても、逃げたとしても、

それは本当の『癒し』にはならないということ

 

先生方は、誰もできないことをしてくださっている。

私は『白』に『戻りたい』そのためにハワイに来たんだ。

 

ようやくほんの少し、自分自身がどんな状態だったのかということがわかり、

ハワイで自分が『本気』にならないと、もう後がないということも徐々に

わかりはじめたような・・・まだまだ序の口の二日目でした。

 

 

 

 

 

 

 

レインボーヒーリングスクール

 

三日目

 

 

 

 

この日は公園でした。

 

芝生の上を裸足になって、アイマスクをして踊りました。

最初は誰かに見られてたら・・・と気になりました。

しかし先生の生演奏のリズムを聞いていると、なんて幸せなんだろうと思えてきて、

ただただ子供のように嬉しくなって、踊り始めました。

 

先生のリズムが終わり私も踊りを終わると、先生はハグをしてくださいました。

そして「スピリットや鳥が観客にやってきてたよ」と教えてくださいました。

目を開くと空は眩しくて、木々や鳥や、目には見えないスピリットすべてが

愛おしくてたまりませんでした。

 

私の宝物の思い出のひとつです。

 

私はずっと耳が悪いと言われていたので、私自身聴力が弱いと思っていました。

そんな固定概念も先生が覆してくださいました。

とっても不思議ですが、私の耳は大自然のハワイの中で『車の音』『鳥の声』

『木々のざわめき』いろんな音が立体的に色をもってクリアにみずみずしく

聴覚から脳にかけて駆け巡るような感じを覚えました。

それは薄目で見ていた世界に、目を大きく見開いたような衝撃でした。

 

とってもユニークなスクールでした。私は自分の耳に自信が持てるようになり、

同時に持っていた自分のいろんなコンプレックスが大好きなりました。

今まで抱えていた『概念』という『枠』をとりはらって頂き、この世界が何倍も

大きく大きく感じ、愛おしく感じ、楽しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レインボーヒーリングスクール

 

四日目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日はペントハウス。

 

過去生のことを教えて頂き、とても興奮したのを覚えています。

 

実はハワイに来て初日に、過去生でエジプトに住んでいたということを

教えて頂いていました。

 

それ以後、エジプトっぽい服を着ているのだけれど、奴隷や貧しい姿ではなく

清潔で良い服を着ていて、背筋の伸びた人。

それが自分であるようなイメージがしていました。

 

過去生のリーディングを聞いて、それは納得に変わりました。

小さい頃からのいろんなことにも、合点がいきました。

 

幼少の頃、博物館でやっていたエジプト展に連れられ、そこで見た石像の前で

心を奪われるような衝撃を受けた事。世界地図を見ると必ず一番にエジプトを探した事。

 

それらが過去生からくるものだったとわかった時はドキドキが収まらず、

エジプトを想うだけでうっとりしてた子供時代が一気に戻って来るようでした。

 

またトーテムが蛇であるということも教えて頂きました。

『トーテムとはパワーアニマルのことで、動物の姿をとっている霊的な守護存在のこと』

 

「えぇ…へ、へび?」って正直思いました。

ところが蛇が持つ意味『殻を脱いで新しく生まれ変わる』ということを聞いて、

とても嬉しくなりました。

見せて頂いた絵には蛇が卵を抱えていました。

卵には『新しいはじまり』という意味もあるんだそうです。

 

『蛇』と聞いて否定的なイメージを抱いた事が、テレビや映画などからくる『人が作り出したイメージ・概念』であるということも教えて頂きました。いかに自分が、コントロールされた価値観の中で生きて来たかを学びました。

 

また、まゆみ先生のお話を聞く内に、私が子供の頃に見た2匹の龍が幻想や想像ではなく『見ていた』のだとわかり、とても嬉しく思ったのもこの日です。

 

これまでの人生で関わってきた方々との縁が過去生から来ていること。

そしてこれからの人間関係が進化していくということも教えて頂きました。

 

この日の最後に出された課題が、とても印象深く忘れられません。

それはパワーマスクでの瞑想。

シャーマン シダーサ先生がスピリットの導きを得ながら作られたパワーマスク。

初日に私が怖いと感じたマスクです。

 

『なぜそんなに悲しい顔をしているの?』

私はマスクを見てそう思っていました。

 

先生にお伝えしますと、「見る者の心でそのように見える」と教えて頂きました。

私はハワイを帰る頃にはこのマスクが穏やかに微笑むといいなと願うのでした。

 

 

 

 

 

レインボーヒーリングスクール

 

五日目


 

 

 

この日は綺麗なビーチに連れて行ってもらいました。

ワイキキのビーチとはまた違う海の色と砂浜の色でした。

 

ここでも自分の『出来れば見たくない』ことにフォーカスしていきます。

この美しい景色を前に・・・と思う自分。

でもこの美しい自然を前に、自分の人生を生きれずに濁りを抱えている自分。

 

『この美しい自然と溶け合いたい』

そう思いながら、ペンを走らせました。

 

先生は気持ち良さそうに、太鼓をたたいて音楽を奏でてらっしゃいました。

 

すると先生は『踊りたければ踊っていいよ』と。

 

私はおそるおそる白い砂浜に裸足で立ってみました。

 

 

すると、心が軽やかにはずむような感じで少しずつ少しずつ。

身体が踊り始めました。最初は少し緊張しながら。

 

次第に、海と風と木々と砂浜に向けての敬意と感謝のような厳かな気持ちが

沸き起こって、踊ってるというより『踊りを捧げる』という気持ちが

自分の中に満ちてゆきました。

自分が巫女のような女性で踊りを奉納してるようなイメージでした。

 

先生はこの時も踊り終わった私を大きなハグで包んで下さいました。

私は、先生の大きなハグが大好きです。

 

 

『思い出したくない事』に向き合っている時。

お腹が痛くなり始めました。

様子に気付かれた先生に、お腹が痛いとお伝えしました。

 

先生が「それもじきに良くなる」とまったく動じずに仰ったので、それだけでも痛みがやわらぐようでした。

 

顔が歪むほどにお腹が痛くなり、たまらなくなりトイレに駆け込みました。

お腹が痛いのは、毒が浮かびだしている証拠と聞いていたので、

 

「これは毒なんだ、私の身体から出て行って!」

 

と思いました。ところが、なかなかそうはいきません。

 

痛みはどんどん増してゆきます。あついハワイのトイレで冷や汗がつたってきました。

 

その時です。毒の原因となった人の顔が思い浮かびました。

長い間私はその人に恐怖によって脅かされていました。

私は、その人に対してはじめて強く『★★★★★★★★』と心の中で叫びました。

 

 

身体の中から毒が抜けてゆく様な感じだったのを覚えています。

 

 

ようやくお腹が痛いのが治まりました。

ヘロヘロになりました。

 

その日。スクールが終わって、部屋に戻って鏡の前に立って驚きました。

鏡に写った自分は、あきらかに全然違う私でした。

 

 

 

 

 

 

レインボーヒーリングスクール

 

六日目


 

 


この日は北の方へ。

連なる山脈に雲が覆いかぶさって、とても神秘的だったのを覚えています。

 

先生のお話は壮大で、私の知っていた世界あらゆる物を限りなく超越されています。

私はひたすらにペンを走らせるだけで精一杯。

今、読み返しても壮大さゆえに思考がストップしてしまいます。

 

それは自分のちっぽけなものさしを横に置いて、シャーマンだけが知り得る

この宇宙の物語にゆらいでいるような感覚。

 

 

シンクロニシティ・サイン・宇宙からのメッセージ・・・

 

最初は「そんなまさか。」なんて思っていました。

今思えばお恥ずかしい限りですが、この数えきれないほどの生命が生きる中で

「自分なんかにメッセージが来る訳ない。先生のように特別な方には来るのだろう。」と

思っていたのです。

 

そんな私にさえ宇宙は次々に連続して見せて下さいました。

もう「偶然」だなんて言えない程でした。

私は身震いする思いで、「これが本当だとしたら、私はいったい何を見て生きて来たんだろうか?」

ワクワクしだすと、気分は童心のように走り出したい気持ちでいっぱいになりました。

 

この日の後半。やはりフォーカスしていくのは、『出来ればもう話したくない話』

「やることやらないとヒーリングにならない」とも仰って頂き、ヒーリングとは

ただ単に受け身でいるだけではないのだと教えて頂きました。

 

もう逃げずにしっかりと向き合ってやるだけやろう。

 

それまでは幾つか出される宿題の中で、なるべく『負担の少ないものからやる』という方法でいました。そんなこと一言も誰にも言ってないのに先生はちらっと私を見て

 

「宿題に優先順位をつけてやっているね」と。

 

身体が凍ってしまったかのように、ひんやりと固まってしまいました。

 

宇宙はすべて見ている。私はすべて見られている。

さぁっと血の気が引く音が聞こえた気がしましたが、気分は最高でした。

 

こんな世界がほんとうにある!!!

 

スクールが終わり、ワイキキの街をひとり出歩くと、

そんなウキウキしだした私に次から次へとサインが訪れます。

 

ひとりできたハワイ。けれど、ひとりで歩いているのにサインは話しかけてくるようにどんどん訪れるので私はひとりワイキキを大笑いして歩きました。

 

to be continued